甘い体温②・後編・


着信はメールだった。


正直無視してそのまま閉じようとも思ったが、この時の俺は直感的に何かを感じ、気付いたらボタンを押していた。



何か嫌な予感がする……


そんな思いのままメールを開くとなぜか文字は何も書かれていなかった。


その代わり画面いっぱに映し出された目を引くような画像。


それを見た瞬間俺は言葉を失い、眉間に皺を寄せずにはいられなかった。





果歩と……見知らぬ男性。


親しげに抱き合って、見方によってはキスを交わしてる様なそんな画像だった。





「―――」



固まったまま、何も声が出なかった。


目を細め、よりいっそう険しい表情でそれを見つめて息を飲む。