着信はメールだった。
正直無視してそのまま閉じようとも思ったが、この時の俺は直感的に何かを感じ、気付いたらボタンを押していた。
何か嫌な予感がする……
そんな思いのままメールを開くとなぜか文字は何も書かれていなかった。
その代わり画面いっぱに映し出された目を引くような画像。
それを見た瞬間俺は言葉を失い、眉間に皺を寄せずにはいられなかった。
果歩と……見知らぬ男性。
親しげに抱き合って、見方によってはキスを交わしてる様なそんな画像だった。
「―――」
固まったまま、何も声が出なかった。
目を細め、よりいっそう険しい表情でそれを見つめて息を飲む。



