「本当に本当に風の噂なの!」 私ははっきりとした口調でそう言った。 もはや、やけくそだった。 だって無理、もう、怪しくったっていいじゃない。 めちゃめちゃ責められたってもう知らない。 言えないものは言えないんだから。 これ以上それぞれの関係を壊したくなんかない! 「本当、私だって知らないんだよ!急にそんなこと聞かされてよく分からないのはこっちなんだから!」 でもこの時、私は気付いていなかった。 まさか、自分がしたこの行動が自分自信の首を締めることになるなんて、思ってもいなかったんだ。