甘い体温②・後編・


「陽生……」



身体中がザワザワする。


直感的に何かが違うって思うのに、上手く言葉が出てこないもどかしさ。



でも、このままじゃ……


このままじゃどうしても納得ができない。




「……本当に、それでいいの?」



私は震える声で、思いきって声を出した。

いろんな思いが駆け巡る中、もうこの際本当のことを言わずにはいられない。



「あと……少ししかなく、ても?」


「え?」


「お父さん、あと少ししか生きられないって知ってもそれでもまだ、同じこと……言える?」



ぎゅっと手を握った。


昼間、宮川さんから聞いたことを思い出しながら、ゆっくりと言葉を向ける。