「陽生……」
身体中がザワザワする。
直感的に何かが違うって思うのに、上手く言葉が出てこないもどかしさ。
でも、このままじゃ……
このままじゃどうしても納得ができない。
「……本当に、それでいいの?」
私は震える声で、思いきって声を出した。
いろんな思いが駆け巡る中、もうこの際本当のことを言わずにはいられない。
「あと……少ししかなく、ても?」
「え?」
「お父さん、あと少ししか生きられないって知ってもそれでもまだ、同じこと……言える?」
ぎゅっと手を握った。
昼間、宮川さんから聞いたことを思い出しながら、ゆっくりと言葉を向ける。



