「……ごめん、もう少し分かりやすく説明してほし……」
「果歩?」
肩を掴まれ、すごく真剣に見つめられた。
そして何かを決意したかのように、強く腕を握られた瞬間
「俺はお前を守るためだったら何だってするよ」
「え?」
「たとえ、それが自分の親でも容赦はしない」
「―――」
びっくりして瞬きもできなかった。
だって目の前の瞳から、今までの穏やかさ一瞬にして消えていくのが分かったから。
「お前もパーティーの時に見て分かっただろう。あの人に今更何言っても無駄なんだよ。どう説得しても伝わらないから」
「っ、それはっ……」



