「お前……本当に今日変じゃないか?」
鋭い視線。
確信をついたその問いかけに、私は内心戸惑って仕方がない。
冷静に振舞いながらも、どう受け答えしたらいいのかいっぱいいっぱいってわけで
「……果歩?」
だけどそんな私を見て、ますます怪しむように首を傾けてくる。
「何か俺に隠してることでもあるのか?」
「だ、だから違うってば!さっきも説明したでしょ?この香水の匂いも誤解なんだってば!」
かなり無理が……ある?
かもしれないけれど、それでもやましいことは何一つしていない、つもり。
そりゃあ、さっきのことは何もなかったとは決して言えることではないけれど。
……でも、とりあえず今はこうするのが一番いいのかなって、思うから……



