そして1時間後。 診察が終わり、ゆっくりと後藤の所まで戻ると、ポロポロと大量に涙がこぼれ落ちた。 「み、三月さん!?」 「ごと……わたしっ……」 胸の締め付けが収まらない。 ここに来たときとはまた違った不安と、緊張と、何とも分からない感情が込み上げてくる。 「ご、とぉ……っ」 声にならない声でたまらず後藤に抱きついた。 そして手に持った写真を握り締めると、彼女の肩に顔を埋めながらゆっくりと言った。 「……今、3か月に入ったところだって」