甘い体温②・後編・


そして1時間後。


診察が終わり、ゆっくりと後藤の所まで戻ると、ポロポロと大量に涙がこぼれ落ちた。



「み、三月さん!?」


「ごと……わたしっ……」



胸の締め付けが収まらない。


ここに来たときとはまた違った不安と、緊張と、何とも分からない感情が込み上げてくる。



「ご、とぉ……っ」



声にならない声でたまらず後藤に抱きついた。


そして手に持った写真を握り締めると、彼女の肩に顔を埋めながらゆっくりと言った。




「……今、3か月に入ったところだって」