それともこれはもう、言っちゃダメって言われてるんだろうか?
ここまでくると、もはやそんなふうにさえ思えてしまう。
「はは……考えすぎか」
もう一度お腹を擦って、病院を出た。
3日ぶりの外は相変わらず冷たくて、今にも雪が降りそうな天気だった。
陽生にずっと「一度家に帰れ」って言われてたからこのシチュエーションは案外ちょうどよかったのかもなぁ。
大学もずっと休んでたし、そろそろ顔を出さなきゃいけない。
――でも、できるなら側にいたい。
陽生と一緒にいたい。
今は一分一秒でも陽生から離れていたくないんだよ。
そんな複雑な思いを抱えながら、私はゆっくりとマンションへと歩き出した。



