それでも、そんな陽生の甘えに従ってしまうのは、やっぱり私の中でどこか申し訳ない気持ちがくすぶってるから。
「す、少しだけだよ」
あの日、私があんな我が儘を言わなかったら、こんなことにならなかったんじゃかという後悔。
この3日、つくづくと思い知らされたことがある。
それはここに陽生がいることが当たり前なんかじゃないんだってこと。
こんなふうにふれ合えることは実は奇跡で、いつまでもそんな幸せが続くと言う保証はどこにもないんだっていう恐怖。
「……何、考えてる?」
「…別に……」
キスの合間にそう言われ、弱々しい声でそう言った。
至近距離で見つれられて、ドキリと鼓動が張り裂けそうだったけど
「余計なことは考えるな。一緒にいるときは俺のことだけ考えてろ」
深いキスをされて泣きそうになった。
いつだって私の気持ちは陽生の愛情で優しく包まれてしまうから。



