甘い体温②・後編・


「私が、会いたいなんて言ったから……」


「だから違うって言ってるじゃない!」


「だってっ」



後藤の言葉を遮り顔を覆った。



「やだっ!陽生がこのままいなくなっちゃったらどうしようっ!」



体の震えが止まらない。


体の底から今まで感じたことのない恐怖が込み上げてくる。



「やだ、やだやだやだーーっ」


「三月さん!!」



手を引っ張られ勢いよく抱きしめられた。



「いいから落ち着いて!お願いだからちゃんとして!」