「私が、会いたいなんて言ったから……」 「だから違うって言ってるじゃない!」 「だってっ」 後藤の言葉を遮り顔を覆った。 「やだっ!陽生がこのままいなくなっちゃったらどうしようっ!」 体の震えが止まらない。 体の底から今まで感じたことのない恐怖が込み上げてくる。 「やだ、やだやだやだーーっ」 「三月さん!!」 手を引っ張られ勢いよく抱きしめられた。 「いいから落ち着いて!お願いだからちゃんとして!」