甘い体温②・後編・


不思議だ……


なんだかとっても不思議な感覚だった。


正直まだ半信半疑だけど、でもふわふわとして、今まで味わった事のない妙な気持ち。




「陽生、本当のこと知ったらどんな顔するんだろう……」



どんな言葉をくれる?


きっとビックリするよね?


さすがの陽生も今回ばかりは驚くに決まってる。




「ちょっと怖い……かも」



陽生がどんな反応するのかなって。


それ以前に自分自身、ちゃんと伝えられるかドキドキしっぱなしだ。




「ふぅ…….」



ゆっくりお腹を擦りながら目をつぶる。



なんだか……眠い。


すごく不安なはずなのに、頭の中で色んなことを考えていたら、吸い込まれるように意識が朦朧としていく自分に気づく。



「ダメだ、起きなきゃ……」



そう思うのに、結局そのまま重い睡魔に襲われて、いつの間にかまっさらな夢の中へと落ちていった。