甘い体温②・後編・


思わず心の中ではぁー……と深呼吸をする。


落ち着け、落ち着け……私。


なんて、もう一度気を取り直そうとした瞬間



「別にそれはいいんだけど……何?なんかお前変じゃないか?」



うわっ、さすが陽生。


少し疑問気味になったトーンに、バクバクと心臓がうるささを増した。



「そ、そうかな?」


「ああ、それより体調の方は大丈夫なのか?」


「えっ」


「ここ最近ずっと胃の調子が悪いって言ってただろう」


「あー……うん」


「少しは良くなったか?それとちゃんとご飯も食べてる?」



その鋭い突っ込みにドキッと言葉を詰まらせてしまった。


まさに、そのことで電話したようなものなんだけど……