思わず心の中ではぁー……と深呼吸をする。
落ち着け、落ち着け……私。
なんて、もう一度気を取り直そうとした瞬間
「別にそれはいいんだけど……何?なんかお前変じゃないか?」
うわっ、さすが陽生。
少し疑問気味になったトーンに、バクバクと心臓がうるささを増した。
「そ、そうかな?」
「ああ、それより体調の方は大丈夫なのか?」
「えっ」
「ここ最近ずっと胃の調子が悪いって言ってただろう」
「あー……うん」
「少しは良くなったか?それとちゃんとご飯も食べてる?」
その鋭い突っ込みにドキッと言葉を詰まらせてしまった。
まさに、そのことで電話したようなものなんだけど……



