甘い体温②・後編・


つまり『妊娠』してるってことだよね?


お腹に赤ちゃんがいるってことだ。



あか、ちゃん……


赤ちゃんって、あの赤ちゃんだよね?


私と陽生の2人の赤――




「っ――!」



そう思った瞬間、とてもリアルに感じて意味も無く顔を赤らめてしまった。


そしてササッと壁に背をあずけ、ズルズルとその場にしゃがみこんでしまう。



「三月さん、これからどうするの?」


「どう……しよう……」



疑問系を疑問系で返すと、後藤がとても心配そうな顔で見下ろしてくる。



「とりあえず早く病院に行ったほうがいいよ」


「………」


「いや、違う。その前に先生にちゃんと言わないと!先生にはまだ何にも話してないんでしょ?」



その言葉に青ざめた顔を向ける。