甘い体温②・後編・


「―――」


それから2週間ほど経ったある日。


目の前の光景がいまいち理解できなかった。



……これは、何?


えっと、この場合どういう意味なんだっけ?


ほぼ半分頭が真っ白になりかけながら、手に持ったそれをじっと眺めてみる。


そして、膝の上に乗せていたもう一つの紙も慌てて手に取って、確かめるように何度も交互に見比べた瞬間――



「………」



絶句した。


うそ、でしょ?


無意識に手が、震える。


これって……

つまりそういうこと?


そうなの?


そう確信した瞬間、唇までわなわなと震えだし、全身から力が抜けていくのを感じた。



うそ……