「えっ…」
見上げると、黒く透き通った瞳が真っ直ぐ私を見下ろしていた。
「何か顔色悪いけど平気?つーか今日元気なくねーか」
言いながらさりげなく水道を止める陽生。
私の手からタオルがポトッと離れたのを見計らうと、その手を取ってグイっと向かい合わせにさせてくる。
「少し顔が青くねぇ……か?」
「………」
「気分でも悪い?」
素早く額に手を当てられて、ギョッと目を見開く。
さすが陽生……
やっぱり見抜かれてる?
「えっと……」
「ひょっとして、原因はあれか……」
そう言って陽生が私から斜め後ろのテーブルに視線を移すから、私もつられるようにそっちに目線を移す。
そこには…



