甘い体温②・後編・


そんなことを思いながらも意識をタオルに集中させる。


水でじゃぶじゃぶ洗いながらも後ろから感じる視線が気になって、気になって。



どうしよう。


なんでこんな変な意識しなきゃいけないんだろう。


しかもお互い微妙にぎこちない感じだし。


もう、今日は調子が狂いっぱなしだよ!


うぅ……と思わず半泣き状態になりそうになったそのとき




「果歩」




突然、横から腕を捕まえられて、ヒャッ…と不覚にも声を上げそうになる。


ビックリして顔を上げると、後ろにいたはずの陽生が何故か左横に立っていて



「大丈夫か?」



そんな言葉をかけてくる。