う……
確かに、後藤の言う通りだ。
そんな確証どこにもない。
でも、
でもでもでもっ!
「確かに、認めたくない気持ちはわかるけどさ。……でも、今時小学生でもそんなこと知ってると思うけど」
「―――っ!」
ガツンと頭が凍り付くような容赦ない一撃。
サーっと意気消沈したように言葉を失う私。
何も言えなくなって俯くと、後藤がやっぱり呆れ声で次の言葉を言った。
「だから三月さん動揺しすぎだってば。少し落ち着こうよ、何も私だって100%そうだなんて言ってないじゃない」
「………」
「それよりもさ、今月ちゃんと生理きた?順調にきてるの?」
あ……
その問いかけに私は思いだしたようにハッと顔を上げた。



