甘い体温②・後編・


もう一度ため息をつき、バッグの中の携帯を取り出してみる。


そこに付けられたガラスの靴のストラップ。


クリスマスの時、陽生から貰ったそれを眺めながらふと思った。


絵本の物語では最終的に2人はハッピーエンドになるけれど、果たして……私は?


私と陽生の結末はどうなるんだろう……




って、


あ~…ダメだダメ!


こんなこと考えてたら余計落ち込んでくる。


ますます頭がこんがらがっっちゃうって言うか、さらに気分が悪くなる!


ただでさえ気持ち悪くて、思考がぐちゃぐちゃなのに!


これ以上自分で悪化させたらどうしようもないじゃん。


それに、もっと自分が惨めになるだけだし、陽生に対してさらにムカムカと苛立ちがこみ上げてしまう。