「婚約ってことは、やっぱりそのまま結婚するわけ?」
「そりゃそうでしょ?じゃなかったら、こんな公の場に2人そろって来ないっしょ」
「だよね、う~ん、なんかしゃくだけどけっこうお似合いって感じだったからなぁ。あの2人なら正直ありかもねぇ」
「あー…だね。何だかんだ言って、最終的に同じレベル同士がくっつくってやつが一番いい自然の流れだったりするじゃん」
「確かに、まっ、所詮うちらには高値の華。悔しいけど手の届かない存在だってことで」
「あはは、そうそう。いい女は時に諦めが肝心だしぃ~、あ、それよりさ〜さっきの話しに戻るんだけど……」
はぁ……
彼女達の会話を聞きながらどんどん気持ちが沈んでいく自分に気づく。
諦めが肝心って、じゃあ私は……何?
彼女たちが高値の華だったら私はいったいどうなっちゃうんだろう?
思わずため息をつきながら、さっきの2人の光景を思いだす。



