「な、なっ、起きてたの!?」
慌てふためく私に陽生がクスクスと笑う。
「ふっ、ずいぶんと可愛いことしてくれちゃって。
……でも、俺的にはもっと濃厚なやつで起こされる方のが嬉しかったりするんだけど?」
そう言って、陽生の手がするすると私の腰に巻きついてくる。
そして引き寄せられる私の体。
「い、いつから起きてたの!?」
私はそんな陽生の上に跨った状態でただ、唖然と言葉を向ける。
「ん、ああ。果歩がブラに話しかけてる時ぐらいから」
「え…」
――そんなに前から!?
「う、嘘っ、だ、だったらもっと早く声かけてくれたっていいじゃない!?」
「う~ん。だってそしたら果歩、こんな風にキスしてくれなかっただろ?」
「あ、当たり前だよ」
ククッと、私を見る陽生に私は思わず顔を歪める。
っ、はめられた。
完璧罠にかかったって感じ?



