それでも続く甘い痛み……


それは何度も繰り返されて


「ん……」と一瞬顔を引きつらせた私だったけれど、そのあとすぐに聞こえてきた陽生の笑い声に、へっと少しだけ瞬きをしてしまう。



「果歩、お前やっぱ最高。本当一緒にいてあきねーわ。こんなに笑ったのなんて久しぶりだ」


そう言ってくすくす肩に顔を埋めた陽生が、そのままチュッと肩にもキスを落とす。



「くく、よしよし。じゃあ、そんな可愛すぎる果歩ちゃんにエロサンタからとっておきのプレゼントをやるよ」



えっ?



「……プレ、ゼント?」



巻き付いていた腕が緩み、キョトンと振り返る。すると何故か陽生が枕の下から小さな箱を取り出してみせた。



「ほら、ちょっと早いけどメリークリスマス、果歩」