「…家でも見れたらいいなって。それでなんだ。悪気はなかったんだけど…ごめんね?」 「…桜あげようか?」 気がつくと、この言葉を発していた。 「………えっ」 「あなたなら…大事にしてくれそうだから!」 幼心に嘘をついた。 本当は繋がりたかった。 同じ桜を見てほしかった。