第一音楽室。
ここへは、数人の生徒が見学へきていた。
そこへ、秋夜と東が加わる。
合計8人。
暫く待っていると、部員がそろったらしく詳しい説明が始まった。
「みなさん、初めまして。吹奏楽部部長、宮ノ瀬玲(ミヤノセレイ)です。今日は来てくれてありがとう!早速ですが、もうこの部へ入る、と決めている人はいますか?」
部長さんがそう問いかけると、見学者の中から何人かが手が挙がった。
横を見ると、東も手を挙げていた。
「ちょっと!東くん!入るの!?」
「うん。もう決めてる。それより後で自由時間があるからその時にさっきの事説明するよ」
東くん…本気ですか…
とゆーよりもなぜ自由時間があることをしっているんだろう…
もう疑問で頭が一杯になりながらも、部長の話しを聞いていた。
30分後、本当に自由時間になった。
帰りたい人は帰ってよし、楽器を見たい人は見に行く、ということだった。
どうしようかと迷っていると、急に東くんに話しかけられた。
「ちょっと合わせたい人いるから別の教室行くよ!」
「合わせたい人?」
誰だよ?てか話しは?どこいったの?
意味も分かんないまま、別の教室へと移動した。



