読み始めて数分後。


物語は冒頭部分を終わり、次のシーンに入ろうとしていた。


そこに、話しかけてきた少年がいた。


「ねえ、君って部活、決めてる?」


この少年との出会いが、後に秋夜の将来を変えることになるとは、この時は思いもよらなかった。