翌日。
朝一で佐倉のもとへ向かった。
社長室でテキパキ仕事をしている佐倉は、『ザ・できる女』という感じだった。
まだ朝の10時なのに大変だな。
「おはようございます朝月さん。なにかわかりましたか?」
「いや-わかるもなにも。逆に聞きたいんですが、なんで俺にこんな依頼を?」
佐倉は驚いたような顔を一瞬見せると、すぐにまた優しい笑顔になる。
「流石と言うべきですかね。」
「爆破するなんて脅迫状がきてるのにも関わらず、警察にも連絡しない。普段使わないポストに切手も貼ってない手紙がくる。しかも毎日。直接誰かが入れているのもわかってるのに見張りもしない。」
「…」


