でもそのとき私は
誰かにすがりたかった。
誰かに必要とされたかった。
「うん…。行く…。」
「まぢ!?ラッキー♪今からクラブ行くんだけどいく?」
「どこでも連れてって…。」
とにかく私を必要としてくれた人の
ぬくもりからはなれたくなかった。
「んーじゃあ俺んち行く?1人暮らし♪」
私が拒否ると思ったのかな?
「うん。」
「うそ!?今日ついてる♪」