「あの龍雅さん。私がどんな女かわかっていて招き入れたんですか?」
「龍雅でいい。別にどんな女でも興味がありゃー招く。それだけだ。」
「私に興味があるんですか?」
「あるよ?強情な女。話は明日聞く。とりあえず寝ろ。メイド長。」
メイド長?
龍雅さんに呼ばれてきた人は
メイドの恰好をした女の人だった。
「お呼びでしょうか。龍雅様。」
「こいつを部屋に連れて行け。」
「かしこまりました。失礼ですがお名前を伺ってもよろしいでしょうか。」
メイド長と呼ばれた女の人が私に尋ねてきた。」
「あっ…白木雅です。」
「雅様。どうぞこちらへ。」
私はいっていいのかな…。
「雅。行って来い。」
「はい…」