「やりたきゃやれば?あなたなんかとやってもまったく感じないから。」
「ほぅ。強気な女。この状態でよく言うねぇ。」
上から見下ろされてる。
むかつく…。
「なぁ。お前はなんで隠す?」

自分でもわかんない。
冬弥に捨てられた私。
なんで警察に突き出さないの?
なんで?
私捨てられたんだよ?
もうわかんない。
自分がわかんない…。
「はぁ。ここまで強情な女は初めてだ。気に入った。」
「あなたに気に入られてもうれしくありません。」
「くくっ。おもしれぇ。おまえ家は?送ってってやる。」
「…」