私は毎日ないている生活が一ヶ月以上続き、もう涙は出なくなっていた。
何もしたくない……。
何も考えたくない……。
もぅ、死んじゃいたい……。
最近の私はこればっかりだった。
兄弟達も姉妹達も親達も心配して毎日毎日、部屋にやってくる。
それすら、鬱陶しいと感じるようになっていた。
そしてこないだは、くる度に怒鳴り散らし……薬を投与される程だった。
「もぉ……むり…………」
私はベットに横になっていた。
体はほとんど動かない。
こんな事なら、初めから輝に合わなければよかった……。
あったとしても、執事にはしなければよかった……。
そうすっれば、ただの友達として会えたでしょ?
それに、もしかしたら迷わず恋人同士になれたかもしれない……よね?
「こんなこと……考えてる、わたし……終わってるね……」
私の声は弱々しかった。
もぅ、叫ぶ事もできないし……
ワガママいうことだってできない……。
それに……
笑う事も……
怒る事も……
泣く事も……
もうできない…………。
と言うより、
"忘れて"
しまった。
「どう、すればいい……? もぅすぐ、わたし……おにんぎょうに、なっちゃうよ……?」
動けない……
感情もない……
お人形に……!!