『ヒカル?』
「なぁに?」
『一緒にお風呂に入ろう』
一緒にお風呂に入ってからというもの、兄ちゃんは毎日のように頻繁に一緒にお風呂に入ろうと誘って来るようになった。
「嫌だよ」
『何で!』
アッサリ断られた事に寂しそうな顔をする兄ちゃん。
だって恥ずかしいもの。
それにまだアタシ貞操は守っていたいの。
隙あらばエロ仕掛けして来そうな雰囲気を醸し出している兄ちゃんに、若干危機感を感じていたヒカルは、なるべく兄ちゃんに裸を見せないように心がけていた。
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