次の日、あたしは…学校を休んだ。 いつも一緒に登校していた匠とは、もう一緒に登校出来ない。 それだけで涙が出た。 ‐ピロリロリン‐ しーんとした部屋で、 あたしの携帯のメール受信音が鳴り響いた。 「え…誰から…えっ!?」 匠からだった。 --------------------- 今日どーした? --------------------- たった一言。 それでも…匠の優しさが、満ち溢れていた。 .