最近世間では、子猫や20代・30代の
若者のあいだで、「超銀河戦記マナ」と
いうSFアニメが流行っていた。

このアニメは、ネコ博士が原作を書き、
妹のニャンニャンが「週刊少年シャンプー」
に連載している人気マンガを、TVアニメ化
したものである。


(ストーリー)

時に西暦3008年。惑星ミケーネを首都
とするネコ銀河帝国に、ガイガー・マナと
いう皇女がいた。

別名「三毛ネコ姫」と呼ばれるこの皇女は、
美猫だが、やたらと戦闘能力が高く、ビー
ムライフルの腕も一流であれば、巨大ネコ
型戦闘ロボット「ミケランジェロ」に乗っ
ても強く、軍の司令官としても、とても
優れているのであった。

この時代、ネコ帝国は銀河系の全域を支配
していたが、210万光年離れた隣の銀河、
アンドロメダ星雲から、トラ星人の侵略を
受けている。

ネコ帝国とトラ帝国の戦力は互角なので、
この戦争はもう10年も続いているのだが、
これまでずっと防戦一方だったネコ帝国は、
はじめてこちらからアンドロメダのトラ
帝国に攻め込むことになり、その総司令官
には、ガイガー・マナが選ばれた。

大軍を率いるガイガー・マナ皇女は、多く
の仲間たちの力を借りながら、アンドロ
メダでの戦いを進めていくのであった。