君の見る空は
私が見ているそれと同じ
けれどきっと明るさも色使いも
どれひとつとして同じじゃない

空は繋がってるなんて誰がいうの
繋がっていたって
瞳に映る世界はこんなにも様々なのに
だから怖くないなんて誰がいうの
君は怖くなくたって
私の世界を渦巻く霧すら知らないのに

こんなふうに怖いだけ
こんなふうに痛いだけ
私が押し潰されそうになるときだって
君の見る世界は晴れかもしれない

ねえ繋がってないの
たしかな絆なんてあるわけないの


瞳の先にある空は
君の世界と同じなんかじゃない
絶対繋がることはない