「お杏の特攻服の色が苺オーレと同じで…ウケた」


 「はぁ!!?」


 准斗は唇をへの字に曲げて、私を睨む。




 「「「「「地味子って実は可愛いんだぁ~!!!!」」」」



 私に全く興味なしだったクラスの男子たちに私は囲まれた。




 「「「「「地味男と別れろ!!!」」」」



 身勝手なこと口々に言い始める。