「あんたさ~。どこかで会ったことない?」 お杏は私に鋭い視線を刺す。 「……他のメンバーにも紹介するから…個人的な用があるなら後にしてくれ。お杏」 トーヤはお杏の視線に固まる私の腕を掴む。 そりゃ~自分の族を潰したヤツを忘れるはずない…。