「……よろしく」 シバは屈託のない笑顔を私に浮かべて挨拶。 「シバは幹部の一人だ」 「ウワサ通り…今までの女とは全く違うタイプ」 「こいつも幹部…名前は新見依吏(ニイミヨリ)」 茶髪でトーヤには負けない美少年顔。 「ウチの紅一点お杏だ…彼女も幹部」 お杏が私を至近距離から見つめる。