「どうした?」 「だ、だ、だ、誰か居る…」 「俺とお前以外誰も居ねえよ~」 「だ、だって~」 私は辺りを見て、足元に視線を落とした。ローファの下には大量の瓦礫。 私は瓦礫を踏んだ音にビビッた感じ。 「お前…もしかしてユーレイ怖い?」トーヤは不敵に口角を上げて笑っていた。