准斗は苦しいのに…私に含み笑いを浮かべた。 准斗は教室を出て保健室に向かう。 体の弱い准斗は時々…気分が悪くなれば保健室で寝ていた。 「いいなあ~矢藤だけサボれて~俺も体弱く生まれたかったな~」 クラスメイトの小西君が口惜しげに呟く。 准斗の立場から聞いたら…とても嫌味な言葉。