嵐の如く~俺様ヤンキーX最強姫+龍・飛翔編~

 私は冷たい固いコンクリートの上に転がされる。


 アイマスクで目隠しをされて口にはガムテープ、手足は手錠で拘束されていた。


 全く分からない中国語。


 これから…自分はどうなって行くのか?自分の行く末は予想出来なかった。



 誰かの肩に私は乗せられた。


 私はもがき唸りながら…抵抗する。


 「大人しくしろ…」


 「!?」


 低く甘美な声の持ち主。


 流暢な日本語を話していた。この人は……日本人?