「……可哀想にな~。痛むか??坊主」 楼明が俺のそばに来た。 「さ、触るな!!!」 俺の髪を掴む楼明。激痛が全身を襲い…俺の意識を奪っていく。 「……お前は…俺の奴隷だ…」 「は、離せ!!!」 楼明は俺の体を肩に担いだ。抵抗するが……瀕死の傷を負う子供の俺にはヤツに 歯向かえる力などなかった。