嵐の如く~俺様ヤンキーX最強姫+龍・飛翔編~

 江徳氏の容態は思わしくなく……佐波を紹介することは出来なかった。



 明日が俺たちの結婚式が執り行われる。



 たぶん…江徳氏の容態の悪化が…俺の結婚を早めているようだ。



 「その…振袖…キレイだ…」



 「え、あ…ありがとう…」


 俺は佐波を部屋に案内した。



 二人の間には見えない壁があるように思った。


「お前は…いいのか?」



「…うん」