「私を今まで…育ててくれてありがとう…。でも私は…ヤクザであるこの家がスキでは
ありませんでした」


 それが私の本音。ウチがヤクザのせいで私は友達が出来なかった。



 孤独な日々を過ごした小学校時代。



 どうして?こんなウチに生まれたのかな!?そればかり思っていた。



 兄貴たちの相談せず…ひたすら孤独に耐えて、親友だと思っていた瑠衣には裏切られ
…。


 私は中学時代…ガッコでは優等生で通したものの…影口を叩かれ…私はそれが辛く
て放課後は夜の街を彷徨った。