嵐の如く~俺様ヤンキーX最強姫+龍・飛翔編~

 紫岐は私たちの控え室に入って来た。


 「……支度は出来ましたか?佐波さま」



 「え、あ…うん」



 私のこの振袖姿…トーヤにいちばん見てもらいたかった。




 でもトーヤは海の向こうで私を待っている……。



 私は紫岐に連れられて、パーティ会場へ向かう。


 
 周囲は本土から来た『黒龍』の助っ人たちに警護されていた。