嵐の如く~俺様ヤンキーX最強姫+龍・飛翔編~

 紫岐は全く…動じない。ニヒルな顔でお父さんを伺う。


 見ている私たちのは方が…怖くて…脂汗が体に滲む。




 お父さんの日本刀を持つ手元が小刻みに震えていた。



 「どうしました?俺を斬るつもりでしょ?」



 紫岐はお父さんを挑発する。



 「こ、こいつ…顔は同じだけど…トーヤじゃあねえぞ!親父」



 透兄貴がトーヤは別人だと気付いた。