「えっ!!?」 ホンモノって!!?よく…こんなもん…持って税関通れたもんだ…。 紫岐は苺オーレをマジマジと紫紺の瞳で見つめながら…パックを開けて、一口 飲む。 「……どう?」 「……飲めない…俺は腸がもともと弱いから牛乳は飲まない主義だ」 紫岐は私の飲みかけの苺オーレを渡す。 「私に渡されても……!?」