初めての朝はお互い顔を背け、無口になっていた。


 静かに流れる時間が余計に昨日の夜の出来事を脳裏に鮮明に現す。


 「……」


 コンビニで朝食を購入。


 私たちは車停めの石に座り、朝食。


 時間はまだ…6時半。


 「人前では准斗のままでいい…」


 「え、あ…わかった」


 そう言うと…祐斗は苺オーレをストローでちゅ~と飲み干す。


 そして、高菜おにぎりを頬張る。