祐斗は私を壊れ物を扱うように抱き締めた。


 しかし、繋がれた体は…祐斗の昂ぶりを受け止めるには…不十分。



 激しい…祐斗の気持ちは…性急に私を求める。



 壊れそうになりながらも私は祐斗のすべてを受け止めた。



 ベットが軋む音が…私の声が…薄明かりの中に響く。



 「……」


 「……」



 体を寄せ合いながら…深い眠りについた。