「どうしたの??」


「……別に…」


「佐波…顔青いよ~」


「……」


授業の開始のチャイムが校内に響く。


「……」


先に苑は教室の中に…廊下で立ち尽くす私の元に准斗と瑠以が現れる。


准斗は変装していたヅラと眼鏡を取ってトーヤになっていた。


「メール読んだか?そういう訳だから~」


トーヤは冷たく私に吐き捨てた。