「透兄貴もイメチェンしたら…苑に好かれるかもしれない…」



「イメチェン??俺にもやし君みたいにマジメになれと言いたいのか??あれはやだ
っ…キモイ…」


「誰がもやしだ??」


准斗がいつの間にか…透のテーブルの前に居た。


「……俺だって…スキでこんなカッコしてるんじゃあねえよ」


「准斗…まあ~抑えて抑えて」


「……俺…先に帰るぞ…佐波…葉月の呼び出し食らった…会計よろしく」


准斗は私に伝票を押し付けて、先に帰ってしまった。