「お前のカバンにあったタオル借りる~。」






「ふざけんな!! また洗えってのかよ!」






「修平くんは優しいでしょ~~。」





わざとぶりっこみたいなことして

人差し指と親指で タオルの端っこをつまんで


舌をだした



「てぇめ~~~~!!!!」





まぁ、修平とも遊ぶ時間ができるっちゅ~事で

俺は 幼稚みたいなことをする








逃げるっつっても 足の速い修平のことだから

すぐ捕まるけど.....それが楽しい






廊下を走って 運動場に出る








修平は必死にこのタオルのために

俺を追いかけてくる






「このタオル....そんなに大事なのかな?」

そんなことさえ思うほど....修平が真剣だった