今俺は、なんでか気があがらない。



ただ下を向いて歩いている。










「おい、修平!!」




ぱっと前をみると 拓が濡れた顔で立ってる







「お前のカバンにあったタオル借りる~。」





はっ?なんだアイツ....勝手に人のカバンからだしやがって






「ふざけんな!! また洗えってのかよ。」




「修平くんは優しいでしょ~~。」






人差し指と親指で タオルの端っこをつかんで

俺に‘取ってみろよ~’なんて

言ってるみたいな 行動をみせる.....怒






「てめぇ~~~~!!!!」